
本記事では、仮設トイレの種類や設置費用、レンタル費用の相場、仮設トイレの選び方、快適トイレについて紹介します。トイレ種別毎の費用、メリットやデメリットを踏まえて、具体例を交えながら解説をしていくので、ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
仮設トイレの種類(メリット・デメリット)
仮設トイレには、簡易水洗トイレ、水洗トイレ、バイオトイレ、非水洗トイレの4種類あります。まずは、仮設トイレの種類をメリットとデメリットも踏まえながら紹介していきます。
簡易水洗トイレ
簡易水洗トイレは、水洗トイレよりも少ない水量で流す簡易的なトイレです。一度の排泄を流すために使用される水量は、400ml〜450mlです。
排泄物はタンクに溜められるので、定期的に汲み取る必要があります。水は、タンクに貯めるタイプと、水道設備に接続するタイプの2種類があります。
簡易水洗トイレの主なメリットとしては、汲み取り式でありながらも水洗トイレとほぼ同様の造りや仕組みとなっていることで非水洗トイレよりも悪臭を抑えることができます。そのため、比較的快適に利用できます。
また簡易水洗トイレの価格が安く、水道工事も不要であることから低コストで大量設置が可能です。ほかにも汲み取り式であるため、下水道や浄化槽が不要となり、排水設備がない場所にも設置できるという点がメリットです。
一方、デメリットとしては定期的な汲み取りが必要であるという点や設置場所によっては転倒防止工事が必要であるという点が挙げられます。そのため、簡易水洗トイレは、中長期のプロジェクトやイベント、一時的な工事現場などでの使用におすすめです。
水洗トイレ
水洗トイレは、一般家庭のトイレと同じように利用できるタイプの仮設トイレです。水道から洗浄用水が流れ、下水道や浄化槽に排水される仕組みとなっています。
浄化槽とは、し尿や生活排水を浄化・処理し、河川等へ放流するための設備のことです。仮設トイレのなかでも活用シーンが広がっている種類となっています。
メリットとしては、家庭用トイレと同じように利用できることや衛生的であることや臭いも少なく、汲み取りが不要であることなどが挙げられます。デメリットとしては、上下水道や浄化槽の環境が整っている場所にしか設置できないため、水道設備が必要になります。
また仮設トイレのなかでもしっかりとした造りになっているため、基礎工事や配管工事などの大掛かりな工事が不可欠なこと、このような各種工事を行ってもらうための工事業者の手配が必要になること、外気温の影響を受けやすく凍結すると利用できないという点などがデメリットとなっています。
バイオトイレ
バイオトイレは、微生物の力で排泄物を分解するタイプの仮設トイレです。処理された排せつ物は、農業や園芸用の肥料として活用することができるため、コンポスト(堆肥)トイレとも呼ばれています。
電気さえあれば、場所を選ばずに設置できます。基本的には排泄物の汲み取りの必要はありませんが、微生物の処理能力に応じて、汲み取りやトイレの利用制限をすることもあります。
ほかにも無臭に近い状態を保つことができるためニオイが少ないです。近年では、建設現場などへの導入も期待されています。
また給排水の工事が不要であるため、水の確保が難しい山岳地域や離島などにも設置が可能です。凍結の心配がないこともメリットです。
デメリットとしては、電源が必要のため、場合によっては、電気の配線工事が必要になるケースもあります。また1日の利用回数に制限があり、連続して大量の排泄物が投じられてしまうと、分解処理しきれない残りかすが蓄積してしまうことです。
ほかには比較的割高であり、他の種類の仮設トイレよりも、ランニングコストがかかってしまうことやメンナンスが必要であることなどが挙げられます。
非水洗トイレ
非水洗トイレは、通称「ボットントイレ」と呼ばれる、日本に昔からあるタイプのトイレです。排泄物をタンクに溜めて、定期的に汲み取りを行います。
前述したような水洗トイレや簡易水洗トイレの普及に伴い設置数は減少しているものの、設置場所の環境によっては現在も利用されています。メリットとしては、水道設備が不要のため、設置場所を選ばないことや設置するときの費用が安いこと、電源も不要で耐久性も高く、移動が簡単なことなどが挙げられます。
そのため、一時的なイベントや工事現場、災害時の仮設住宅などで活用されることが多いです。デメリットとしては、排泄物が蓄積されるため悪臭が発生しやすいことや定期的な汲み取りが必要不可欠であることなどです。
また夏場には虫が沸きやすいこと、衛生面も不足している点があることも懸念点です。そして比較的軽量であることから転倒防止が必要になる場合もあります。
さまざまな種類の仮設トイレが誕生しているため、非水洗トイレの需要は少なくなりつつあります。
仮設トイレの設置費用とレンタル費用の相場
次に仮設トイレの設置費用とレンタル費用の相場について紹介していきます。
簡易水洗トイレの設置費用とレンタル費用
簡易水洗トイレの購入費用は、約100万円〜300万円です。設置費用は、30万円前後になります。
レンタル費用は、洋式であれば1か月あたり約2万円〜4万円です。また和式の簡易水洗トイレのレンタル費用は、1か月あたり約1万5,000円~3万円が相場になっています。
そのため、洋式の方が和式よりも費用は高くなる傾向にあります。また簡易水洗トイレの場合には、排出物を汲み取る必要があるため、これらの費用とは別で汲み取り費用が必要になります。
水洗トイレの設置費用とレンタル費用
水洗トイレの購入費用は、約200万円です。設置費用は、30万円前後になります。
レンタル費用は、1ヶ月あたり約3万円〜8万円です。圧送式ポンプトイレの購入費用は、約300万円です。
設置費用は、30万円前後になります。レンタル費用は、1週間あたり約15万円〜16万5,000円です。
ただ今、紹介した価格は関東エリアに設置、運搬するときの相場価格となるため、設置する地域や運送距離によっては相場よりも高くなる可能性があることを注意しておきましょう。また水洗トイレの場合には、給排出工事が発生します。
先ほど紹介した簡易水洗トイレと比べると導入時の費用は高い傾向にあります。
バイオトイレの設置費用とレンタル費用
バイオトイレの購入費用は、約200万円〜500万円です。設置費用は、30万円前後になります。
レンタル費用は、1か月あたり約6万円〜20万円と、大きな幅があります。
非水洗トイレの設置費用とレンタル費用
非水洗トイレの購入費用は、約6万円~20万円前後です。設置費用は約30万円前後になります。
レンタル費用は、1か月あたり約1万円~2万円となっています。そのため、購入費用やレンタル費用は、水洗式に比べると非水洗の方が安く導入できる傾向にあります。
汲み取り費用
上記のような排泄物の汲み取りを必要とするタイプの仮設トイレでは、1回の汲み取り作業につき約3,000円〜約4,000円の費用が発生します。レンタルの場合は、もとの料金に汲み取り費用も含まれているケースもあります。
事前に確認しておきましょう。
仮設トイレの選び方
これまで仮設トイレの特徴や費用相場について紹介してきました。ここでは仮設トイレの選び方について紹介していきます。
選び方の1つ目は、設置したい場所に最適な仮設トイレのタイプを選ぶことです。これまで紹介してきた仮設トイレは、種類によって設置方法が異なるため、設置したいトイレの工事が可能か否かを確認しておきましょう。
また、メリットやデメリットを考慮したうえで設置場所との兼ね合いを照らし合わせて選ぶことが大切です。もしも自由に移動させたい場合には、車載タイプも存在しているため、候補のひとつにしてもよいでしょう。
選び方の2つ目は、衛生面や臭い対策がしっかりしているタイプを選ぶことです。利用者側の立場になって、男女関係なく、快適に利用できる仮設トイレを設置することで満足度の向上にも繋がります。
臭いの面では、水洗式トイレやバイオトイレを選ぶことで臭いを防ぎ、衛生的に利用できます。選び方の3つ目は、トイレの使用回数と便槽の容量を確認して選ぶことです。
設置場所でのトイレの使用回数を想定し、使用頻度に最適な仮設トイレを選ぶことで、汲み取り作業を頻繁に行わなくて済みます。一般的には容量が310L~330Lであれば、比較的容量は多い方であるため、使用頻度が高いと予想できるときにはこうした仮設トイレを選ぶようにするとよいでしょう。
おすすめの仮設トイレ製造業者3選
株式会社ビー・エス・ケイ(株式会社BSK)
基本情報
会社名 | 株式会社BSK |
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住所 | 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町3丁目2番15号小原3ビル 5階(大阪本社) |
電話番号 | 06-6226-8326 |
BSKの仮設トイレは、常識を覆す超快適な空間を提供します。「汚い」「怖い」「暗い」「臭い」「窮屈」といったイメージを払拭し、屋内トイレと同等のスペックを備えています。
利用シーン
BSKの仮設トイレは以下のような場所で活躍します。
– 野外イベント
– 公園
– キャンプ場
– 農園
– 工場
– レジャー施設
– 災害備蓄
さまざまな年齢層に対応した広々とした設計で、音消しや荷物フックを標準装備しています。女性や高齢者、子供でも安心して使えるように設計されています。
国土交通省選定機種の取り揃え
国土交通省の事例集に掲載されている機種や対応機種が多数あり、イメージアップに貢献し、経費計上も可能です。
国土交通省では、男女ともに快適に使える仮設トイレの普及を推奨しており、BSKもその取り組みに賛同しています。
BSKの仮設トイレを使うメリット
BSKの仮設トイレには、以下のようなメリットがあります。
・ニオイを抑え、トラブルを回避
BSKの仮設トイレは耐久性があり、しかもニオイが漏れにくく、周辺とのトラブルを避けられます。また、簡易水洗トイレは災害時にも役立ちます。
・安定した設置
BSKの仮設トイレは抜群の安定性を誇り、長期間にわたって最小限のメンテナンスで安心して利用できます。平坦な場所はもちろん、傾斜地でも設置が可能です。
BSKの仮設トイレがおすすめ
仮設トイレは、工事現場やイベント会場など、さまざまな場面に欠かせない設備です。しかし、購入するかレンタルするかを決める際に迷う場合も多いでしょう。
一度購入すれば、以降のレンタル料金や追加利用料金を気にする必要はなくなります。しかし、購入すると使わない場合の保管場所に困るのも事実です。
このような場合は、BSKに相談すると最適な選択肢を提案してくれます。
仮設トイレの種類
仮設トイレには以下のような種類があります。それぞれの特徴を理解して、購入またはレンタルすることが大切です。
・水洗式トイレ
下水道または浄化槽に接続するタイプで、給水管工事が必要です。場所によっては下水道工事や浄化槽設備工事も必要になります。洋式、和式、小用室、手洗い室の選択が可能です。
・洗浄循環式トイレ
清掃1回で300~400回の使用が可能です。消臭液を含む洗浄水が流れることで、便器への汚れの付着が少なく、清潔感を保つことができます。
・非水洗式トイレ
いわゆる汲取式トイレで、標準的に400ℓの便槽が装備されています。専用の消臭液を使用することで、し尿から発生する臭いを化学的に消臭します。
・コンパクトトイレ
新幹線のトイレのようにコンパクトで、優れた装備を搭載しています。手洗いが付いており、室内にはLEDセンサーライトを採用しているので、便利で快適なトイレです。
・ハウス型・多目的トイレ
利用者の目的に応じて、身障者用などトイレの内容を自由に組み合わせられます。BSKの仮設トイレには、このように多くの選択肢があるので、用途や目的によって選びましょう。
BSKの商品紹介
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引用元:https://bsk-net.co.jp/BS-KRYWⅡ-PAS(ビューティースカーレット)商品 BS-KRYWⅡ-PAS(ビューティースカーレット) 方式 簡易水洗式 タンク容量 清水タンク70L/汚水タンク450L 特徴 内外光触媒(抗菌仕様)
ゆったりとした室内空間
自然光が入る明るいトイレ
充実した快適装備
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引用元:https://bsk-net.co.jp/BS-SY(ビューティースカーレット)商品 BS-SY(ビューティースカーレット) 方式 本水洗式 タンク容量 ー 特徴 ゆったりとした室内空間
自然光が入る明るいトイレ
充実した快適装備
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引用元:https://bsk-net.co.jp/BS-W2 / BS-W1商品 BS-W2 / BS-W1 方式 簡易水洗式 / 本水洗式 タンク容量 簡易水洗式(清水タンク70L/汚水タンク450L) 特徴 内外光触媒(抗菌仕様)
一つのボックスを連結することで、2倍の広さを実現
パネルデザインもカスタマイズ可能
日野興業株式会社
基本情報
会社名 | 日野興業株式会社 |
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住所 | 〒272-0004 千葉県市川市原木 3024 |
電話番号 | 047-318-8760(総務部) |
日野興業株式会社では、土木や建設現場で安全かつスムーズに作業を行うための仮設トイレを、各種取り揃えています。また、住宅建設現場においても、安全で円滑な作業を支えるための仮設トイレを豊富に用意しています。
中でも最近注目されているのが、男女ともに快適に使用できる仮設トイレの普及です。内閣府男女共同参画局が提唱するワーク・ライフ・バランス(WLB)に基づき、国土交通省は建設現場における男女ともに働きやすい環境の整備を進めています。
その一環として、男女が快適に使用できる仮設トイレを工事現場に設置することが決まりました。一定の基準を満たしたトイレは「快適トイレ」と名付けられ、国土交通省が管轄する土木工事において設置されることになります。
仮設トイレのメリット
仮設トイレのメリットには、価格の手頃さ、短期間の一時的な利用、持ち運びの容易さなどがあります。個人の場合、自宅のリフォームや増築工事の際に一時的にトイレが使えなくなることがあるため、庭やベランダに設置できます。
もちろん、仮設トイレは工事現場や野外イベント会場などで利用されるケースがほとんどです。また、災害備蓄用として、仮設トイレを常備する自治体も増えてきました。
自治体に限らず、商店会や地域のコミュニティなどでも、万が一の場合の備えとして、仮設トイレを常備する運動が拡大しています。
災害備蓄用には工事不要タイプが便利
災害時には、避難所などで簡易的にトイレを設置する必要があります。しかし、多くの場合工事をしている余裕はなく、しかも多数の仮設トイレが必要なので、工事不要のタイプが適しています。
工事不要のタイプは、設置後すぐに利用できるのが大きなメリットです。給排水工事が必要な水洗タイプも人気があり、家庭用とほとんど変わらない使い心地です。最近では、工事不要のポンプ式簡易水洗タイプも注目を集めています。
このタイプは、本体背部の水タンクに水を入れ、足踏みポンプで水を汲み上げて汚物を流します。汚物は便槽に溜まり、定期的に汲み取りが行われます。日野興業株式会社では、災害用も含めて数多くの仮設トイレを扱っています。
日野興業株式会社の商品紹介
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引用元:https:///hinokogyo.co.jp/GX-WCP商品 GX-WCP 方式 簡易水洗式 タンク容量 水タンク60L 特徴 レンタル運用にも適した設計
運搬・組立・解体が容易
ドアはリバーシブル -
引用元:https:///hinokogyo.co.jp/GX-WR商品 GX-WR 方式 水洗式 タンク容量 ー 特徴 レンタル運用にも適した設計
運搬・組立・解体が容易
ドアはリバーシブル -
引用元:https:///hinokogyo.co.jp/GX-BKP商品 GX-BKP 方式 非水洗式 タンク容量 記載なし 特徴 レンタル運用にも適した設計
運搬・組立・解体が容易
ドアはリバーシブル
株式会社ハマネツ
基本情報
会社名 | 株式会社ハマネツ |
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住所 | 静岡県浜松市中央区砂山町325番地の6日本生命浜松駅前ビル3F(本展) |
電話番号 | 03-4329-1000(カスタマーセンター) |
株式会社ハマネツの仮設トイレは、一般的な仮説トイレが持つイメージとは違って、洗練されたモダンなデザインになっています。洗練されたデザインはどんな環境にも調和し、清潔で快適な使用感と耐久性を兼ね備えています。
そのため、株式会社ハマネツの仮設トイレは、全国各地で導入されるようになりました。
快適なトイレの条件
快適なトイレとは、男女が共に気持ちよく利用できる仮設トイレのことを指します。これは、建設現場において男女が働きやすい環境を整えるための取り組みの一環であり、国土交通省が標準仕様を定め、導入を推奨しています。
平成30年度には、全国で3,000件以上の工事現場に快適トイレが導入されました。近年、工事現場で働く女性が多くなりました。男だけの職場と思われていた工事現場に女性が入ってくると、まず困るのがトイレの問題です。
工事現場のトイレは男女共用で使うことが多いので、女性が快適にトイレを使うためには、従来のままの仮設トイレでは不十分です。そこで、株式会社ハマネツでは、女性が快適に使える仮設トイレを取り扱うようになりました。
仮設トイレは工事現場だけでなく、災害時には避難所でも設置されます。当然ながら、避難所には女性も多いので、女性が快適に使える仮設トイレは災害時にも役立ちます。
快適トイレのタイプ
株式会社ハマネツの快適トイレは、水洗タイプとポンプ式簡易水洗タイプのいずれかの洗浄方式を採用しています。
水洗タイプは、屋内のトイレと同様に快適に使用できるもので、ポンプ式簡易水洗タイプは、給水工事や排水配管工事が不要なので、工事現場はもちろん災害時にも大いに役立つでしょう。
避難所では仮設トイレが不足するケースが多いので、給水や排水工事がいらないトイレは重宝します。大勢の人々が密集する避難所では、トイレの設備が不十分だと伝染病が発生するおそれがあるので、非常に重要な問題です。
避難所などで活躍するのは、非水洗タイプの通称「ボットン式」と呼ばれる、日本の伝統的なトイレです。ポンプ式簡易水洗の普及により使用する機会は減少しましたが、水がない場所でも利用可能です。給水工事と排水配管工事は不要なので、災害時にピッタリの仮設トイレと言えるでしょう。
洗練されたデザインが特徴的な、株式会社ハマネツの仮設トイレは、デザイン性に優れているだけでなく、災害時に欠かせない機能を備えた近代的な仮説トイレです。
仮説トイレに欠かせない機能
仮説トイレに欠かせない機能として、臭い逆流防止機能があります。いわゆるポットン式のトイレでは水で流せないため、どうしても臭いが気になってしまいます。
ここで必要になるのが、フラッパー付きトイレです。フラッパー付きトイレは、臭気を気にせずに使用できるよう、臭い逆流防止機能がついています。
また、簡単に開かない施錠機能も、災害時のトイレには欠かせません。避難所には見知らぬ人が大勢集まっているので、しっかり施錠できないトイレでは、女性は安心して使うことができません。
しっかりとしたロック機能を搭載し、セキュリティを強化したトイレが必要です。もちろん、株式会社ハマネツの仮設トイレには、こういった機能が標準的に装備されています。
株式会社ハマネツの商品紹介
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引用元:https://www.hamanetsu.co.jp/TU-iXF4W-SA商品 TU-iXF4W-SA 方式 ポンプ式簡易水洗 タンク容量 給水60L/便槽330L 特徴 1つの本体で洋式便器、
小便器、手洗器の交換が可能 -
引用元:https://www.hamanetsu.co.jp/TU-iXWH商品 TU-iXWH 方式 水洗式 タンク容量 ー 特徴 1つの本体で洋式便器、
小便器、手洗器の交換が可能 -
引用元:https://www.hamanetsu.co.jp/TU-iXS商品 TU-iXS 方式 非水洗式 タンク容量 便槽330L 特徴 1つの本体で洋式便器、
小便器、手洗器の交換が可能
快適トイレとは
これまで仮設トイレについて紹介してきました。従来の仮設トイレは未だに、衛生面や快適さに乏しいイメージを持たれている方も多い傾向にあります。
しかし国土交通省は、建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取り組みを進めており、その取り組みのひとつとして平成28年10月1日以降、「建設現場に設置する快適トイレの標準仕様」にもとづいて整備された仮設トイレを「快適トイレ」と名付けています。
快適トイレの標準仕様の内容としては、洋式便座であることや水洗機能、臭い逆流防止機能、二重ロックなどの容易に開かない施錠機能、照明設備、衣類掛けなどのフック付き、または荷物置き場設備機能(耐荷重5kg以上)と定めています。また付属品としては、現場に男女がいる場合には、男女別の明確な表示を行うことや入り口の目隠しの設置、女性専用トイレでのサニタリーボックスの設置、鏡付きの洗面台、便座除菌シートなどの衛生用品の設置などです。
これらの標準仕様と付属品は、快適トイレを現場に導入する場合には、必須内容としています。さらに擬音装置やフィッテングボード、室内寸法 900×900mm 以上、小物置き場なども推奨する仕様や付属品としています。
このように快適トイレを導入することで、女性作業員も働きやすくなり、快適性や衛生面の向上などにより、多くの人が安心して利用できるトイレになるでしょう。
【FAQ】よくある質問
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Q簡易水洗トイレとは?A簡易水洗トイレは、水洗トイレよりも少ない水量で流す簡易的なトイレです。低コストで大量設置が可能ですが、設置場所によっては転倒防止工事が必要なようです。
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Q水洗トイレとは?A一般家庭のトイレと同じように利用できるタイプの仮設トイレです。家庭用トイレと同じように利用できて衛生的ですが、上下水道や浄化槽の環境が整っている場所に設置する必要があります。
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Qバイオトイレとは?Aバイオトイレは、微生物の力で排泄物を分解するタイプの仮設トイレです。無臭に近い状態を保つことができ、水の確保が難しい山岳地域や離島などにも設置が可能ですが、メンテナンスが必要でメンテナンスコストがかかるようです。
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Q非水洗トイレとは?A非水洗トイレは、通称「ボットントイレ」と呼ばれる、日本に昔からあるタイプの水を使わずに排泄物をタンクに溜めるトイレのことをいいます。
まとめ
いかがでしたか。仮設トイレの設置費用は、購入をするかレンタルをするかで大きく異なることがわかりました。また、仮設トイレの種類によっても料金相場が異なります。
使用目的や使用期間、設置環境などを考慮して、予算と相談しながら最適の方法を検討するようにしましょう。