仮設トイレの設置費用とレンタル費用相場についてもご紹介!

公開日:2024/10/22 最終更新日:2025/01/30
設置費用

本記事では、仮設トイレの種類や設置費用、レンタル費用の相場、仮設トイレの選び方、快適トイレについて紹介します。トイレ種別毎の費用、メリットやデメリットを踏まえて、具体例を交えながら解説をしていくので、ぜひ参考にしてください。

仮設トイレの種類(メリット・デメリット)

仮設トイレには、簡易水洗トイレ、水洗トイレ、バイオトイレ、非水洗トイレの4種類あります。まずは、仮設トイレの種類をメリットとデメリットも踏まえながら紹介していきます。

簡易水洗トイレ

簡易水洗トイレは、水洗トイレよりも少ない水量で流す簡易的なトイレです。一度の排泄を流すために使用される水量は、400ml〜450mlです。

排泄物はタンクに溜められるので、定期的に汲み取る必要があります。水は、タンクに貯めるタイプと、水道設備に接続するタイプの2種類があります。

簡易水洗トイレの主なメリットとしては、汲み取り式でありながらも水洗トイレとほぼ同様の造りや仕組みとなっていることで非水洗トイレよりも悪臭を抑えることができます。そのため、比較的快適に利用できます。

また簡易水洗トイレの価格が安く、水道工事も不要であることから低コストで大量設置が可能です。ほかにも汲み取り式であるため、下水道や浄化槽が不要となり、排水設備がない場所にも設置できるという点がメリットです。

一方、デメリットとしては定期的な汲み取りが必要であるという点や設置場所によっては転倒防止工事が必要であるという点が挙げられます。そのため、簡易水洗トイレは、中長期のプロジェクトやイベント、一時的な工事現場などでの使用におすすめです。

水洗トイレ

水洗トイレは、一般家庭のトイレと同じように利用できるタイプの仮設トイレです。水道から洗浄用水が流れ、下水道や浄化槽に排水される仕組みとなっています。

浄化槽とは、し尿や生活排水を浄化・処理し、河川等へ放流するための設備のことです。仮設トイレのなかでも活用シーンが広がっている種類となっています。

メリットとしては、家庭用トイレと同じように利用できることや衛生的であることや臭いも少なく、汲み取りが不要であることなどが挙げられます。デメリットとしては、上下水道や浄化槽の環境が整っている場所にしか設置できないため、水道設備が必要になります。

また仮設トイレのなかでもしっかりとした造りになっているため、基礎工事や配管工事などの大掛かりな工事が不可欠なこと、このような各種工事を行ってもらうための工事業者の手配が必要になること、外気温の影響を受けやすく凍結すると利用できないという点などがデメリットとなっています。

バイオトイレ

バイオトイレは、微生物の力で排泄物を分解するタイプの仮設トイレです。処理された排せつ物は、農業や園芸用の肥料として活用することができるため、コンポスト(堆肥)トイレとも呼ばれています

電気さえあれば、場所を選ばずに設置できます。基本的には排泄物の汲み取りの必要はありませんが、微生物の処理能力に応じて、汲み取りやトイレの利用制限をすることもあります。

ほかにも無臭に近い状態を保つことができるためニオイが少ないです。近年では、建設現場などへの導入も期待されています。

また給排水の工事が不要であるため、水の確保が難しい山岳地域や離島などにも設置が可能です。凍結の心配がないこともメリットです。

デメリットとしては、電源が必要のため、場合によっては、電気の配線工事が必要になるケースもあります。また1日の利用回数に制限があり、連続して大量の排泄物が投じられてしまうと、分解処理しきれない残りかすが蓄積してしまうことです。

ほかには比較的割高であり、他の種類の仮設トイレよりも、ランニングコストがかかってしまうことやメンナンスが必要であることなどが挙げられます。

非水洗トイレ

非水洗トイレは、通称「ボットントイレ」と呼ばれる、日本に昔からあるタイプのトイレです。排泄物をタンクに溜めて、定期的に汲み取りを行います。

前述したような水洗トイレや簡易水洗トイレの普及に伴い設置数は減少しているものの、設置場所の環境によっては現在も利用されています。メリットとしては、水道設備が不要のため、設置場所を選ばないことや設置するときの費用が安いこと、電源も不要で耐久性も高く、移動が簡単なことなどが挙げられます。

そのため、一時的なイベントや工事現場、災害時の仮設住宅などで活用されることが多いです。デメリットとしては、排泄物が蓄積されるため悪臭が発生しやすいことや定期的な汲み取りが必要不可欠であることなどです。

また夏場には虫が沸きやすいこと、衛生面も不足している点があることも懸念点です。そして比較的軽量であることから転倒防止が必要になる場合もあります。
さまざまな種類の仮設トイレが誕生しているため、非水洗トイレの需要は少なくなりつつあります。

仮設トイレの設置費用とレンタル費用の相場

次に仮設トイレの設置費用とレンタル費用の相場について紹介していきます。

簡易水洗トイレの設置費用とレンタル費用

簡易水洗トイレの購入費用は、約100万円〜300万円です。設置費用は、30万円前後になります。

レンタル費用は、洋式であれば1か月あたり約2万円〜4万円です。また和式の簡易水洗トイレのレンタル費用は、1か月あたり約1万5,000円~3万円が相場になっています。

そのため、洋式の方が和式よりも費用は高くなる傾向にあります。また簡易水洗トイレの場合には、排出物を汲み取る必要があるため、これらの費用とは別で汲み取り費用が必要になります。

水洗トイレの設置費用とレンタル費用

水洗トイレの購入費用は、約200万円です。設置費用は、30万円前後になります。

レンタル費用は、1ヶ月あたり約3万円〜8万円です。圧送式ポンプトイレの購入費用は、約300万円です。

設置費用は、30万円前後になります。レンタル費用は、1週間あたり約15万円〜16万5,000円です。

ただ今、紹介した価格は関東エリアに設置、運搬するときの相場価格となるため、設置する地域や運送距離によっては相場よりも高くなる可能性があることを注意しておきましょう。また水洗トイレの場合には、給排出工事が発生します。

先ほど紹介した簡易水洗トイレと比べると導入時の費用は高い傾向にあります。

バイオトイレの設置費用とレンタル費用

バイオトイレの購入費用は、約200万円〜500万円です。設置費用は、30万円前後になります。

レンタル費用は、1か月あたり約6万円〜20万円と、大きな幅があります。

非水洗トイレの設置費用とレンタル費用

非水洗トイレの購入費用は、約6万円~20万円前後です。設置費用は約30万円前後になります。

レンタル費用は、1か月あたり約1万円~2万円となっています。そのため、購入費用やレンタル費用は、水洗式に比べると非水洗の方が安く導入できる傾向にあります。

汲み取り費用

上記のような排泄物の汲み取りを必要とするタイプの仮設トイレでは、1回の汲み取り作業につき約3,000円〜約4,000円の費用が発生します。レンタルの場合は、もとの料金に汲み取り費用も含まれているケースもあります。

事前に確認しておきましょう。

仮設トイレの選び方

これまで仮設トイレの特徴や費用相場について紹介してきました。ここでは仮設トイレの選び方について紹介していきます。

選び方の1つ目は、設置したい場所に最適な仮設トイレのタイプを選ぶことです。これまで紹介してきた仮設トイレは、種類によって設置方法が異なるため、設置したいトイレの工事が可能か否かを確認しておきましょう。

また、メリットやデメリットを考慮したうえで設置場所との兼ね合いを照らし合わせて選ぶことが大切です。もしも自由に移動させたい場合には、車載タイプも存在しているため、候補のひとつにしてもよいでしょう。

選び方の2つ目は、衛生面や臭い対策がしっかりしているタイプを選ぶことです。利用者側の立場になって、男女関係なく、快適に利用できる仮設トイレを設置することで満足度の向上にも繋がります。

臭いの面では、水洗式トイレやバイオトイレを選ぶことで臭いを防ぎ、衛生的に利用できます。選び方の3つ目は、トイレの使用回数と便槽の容量を確認して選ぶことです。

設置場所でのトイレの使用回数を想定し、使用頻度に最適な仮設トイレを選ぶことで、汲み取り作業を頻繁に行わなくて済みます。一般的には容量が310L~330Lであれば、比較的容量は多い方であるため、使用頻度が高いと予想できるときにはこうした仮設トイレを選ぶようにするとよいでしょう。

快適トイレとは

これまで仮設トイレについて紹介してきました。従来の仮設トイレは未だに、衛生面や快適さに乏しいイメージを持たれている方も多い傾向にあります。

しかし国土交通省は、建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取り組みを進めており、その取り組みのひとつとして平成28年10月1日以降、「建設現場に設置する快適トイレの標準仕様」にもとづいて整備された仮設トイレを「快適トイレ」と名付けています。

快適トイレの標準仕様の内容としては、洋式便座であることや水洗機能、臭い逆流防止機能、二重ロックなどの容易に開かない施錠機能、照明設備、衣類掛けなどのフック付き、または荷物置き場設備機能(耐荷重5kg以上)と定めています。また付属品としては、現場に男女がいる場合には、男女別の明確な表示を行うことや入り口の目隠しの設置、女性専用トイレでのサニタリーボックスの設置、鏡付きの洗面台、便座除菌シートなどの衛生用品の設置などです。

これらの標準仕様と付属品は、快適トイレを現場に導入する場合には、必須内容としています。さらに擬音装置やフィッテングボード、室内寸法 900×900mm 以上、小物置き場なども推奨する仕様や付属品としています。

このように快適トイレを導入することで、女性作業員も働きやすくなり、快適性や衛生面の向上などにより、多くの人が安心して利用できるトイレになるでしょう。

【FAQ】よくある質問

  • Q簡易水洗トイレとは?
    A簡易水洗トイレは、水洗トイレよりも少ない水量で流す簡易的なトイレです。低コストで大量設置が可能ですが、設置場所によっては転倒防止工事が必要なようです。
  • Q水洗トイレとは?
    A一般家庭のトイレと同じように利用できるタイプの仮設トイレです。家庭用トイレと同じように利用できて衛生的ですが、上下水道や浄化槽の環境が整っている場所に設置する必要があります。
  • Qバイオトイレとは?
    Aバイオトイレは、微生物の力で排泄物を分解するタイプの仮設トイレです。無臭に近い状態を保つことができ、水の確保が難しい山岳地域や離島などにも設置が可能ですが、メンテナンスが必要でメンテナンスコストがかかるようです。
  • Q非水洗トイレとは?
    A非水洗トイレは、通称「ボットントイレ」と呼ばれる、日本に昔からあるタイプの水を使わずに排泄物をタンクに溜めるトイレのことをいいます。

まとめ

いかがでしたか。仮設トイレの設置費用は、購入をするかレンタルをするかで大きく異なることがわかりました。また、仮設トイレの種類によっても料金相場が異なります。

使用目的や使用期間、設置環境などを考慮して、予算と相談しながら最適の方法を検討するようにしましょう。

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