
会社名 | 株式会社ミカサ |
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住所 | 大分県大分市高城西町7-27 |
電話番号 | 097-551-8826 |
株式会社ミカサは、人と地球に優しいバイオトイレの販売とレンタルを行っている企業です。バイオトイレとは、水や汲み取りが不要な微生物の力でし尿を分解・蒸発処理する便利なトイレシステムです。本記事では、ミカサが手掛けるバイオトイレの特徴を詳しく紹介していきます。仮設トイレを依頼する会社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
地球にやさしい「バイオトイレ」を推進
ミカサでは、人と地球にやさしいバイオトイレの販売とレンタルを行っています。ここでは、バイオトイレについて詳しく紹介していきます。
バイオトイレの仕組み
バイオトイレは、人間の体内や自然に存在する微生物の力を使ってし尿を分解・蒸発処理する仕組みのトイレです。
便座は真下に穴が空いている造りになっており、トイレの下にバクテリアの住みかとなる担体が入っています。担体にし尿が付着したら攪拌が始まり、攪拌と内部に搭載されたヒーターによってし尿が分解・蒸発します。
バイオトイレのメンテナンス
バイオトイレは一般的な仮設トイレと違い、内部にし尿が溜まらないため、バキュームカーでし尿を除去する必要はありません。
日々のメンテナンスは一般的なトイレ掃除と内部の担体の確認のみで、し尿の分解に使用される担体の交換も2~3年に1度程度で問題ありません。一般的な仮設トイレと比べてメンテナンスの手間がかからないことがバイオトイレの魅力です。
異なる5つの仮設トイレをラインアップ
ミカサでは、価格やサイズが異なる5つのバイオトイレをレンタル・販売しています。ここでは、ミカサが取り扱っているバイオトイレのラインアップを詳しく紹介します。
BM25-I
BM25-Iは、処理装置と焼杉製トイレブースからなる洋式便器1穴タイプの仮設トイレです。最大処理能力は30回/日で、最大消費電力は700Wです。
価格は販売の場合300万円(税別)レンタルの場合1月あたり6万8,000円(税別)となっています。ミカサが取り扱っているバイオトイレの中では最も小さく、省スペースで設置できるタイプをお探しの方に最適です。
BM30-I
BM30-Iは、処理装置と焼杉製トイレブースからなる洋式便器1穴タイプの仮設トイレです。最大処理能力は40回/日で、最大消費電力は700Wです。価格は販売の場合290万円(税別)、レンタルの場合1月あたり7万円(税別)となっています。
BM40-I
BM40-Iは、処理装置と焼杉製トイレブースからなる洋式便器1穴タイプの仮設トイレです。最大処理能力は50回/日で、最大消費電力は700Wです。価格は販売の場合330万円(税別)、レンタルの場合1月あたり7万6,000円(税別)となっています。
BM40-II
BM40-IIは、処理装置と焼杉製トイレブースからなる洋式便器1穴、小便器1穴タイプの仮設トイレです。最大処理能力は50回/日で、最大消費電力は700Wです。価格は販売の場合390万円(税別)、レンタルの場合1月あたり9万円(税別)となっています。
BM60-II
BM60-IIは、処理装置と焼杉製トイレブースからなる洋式便器1穴、小便器1穴タイプの仮設トイレです。最大処理能力は70回/日で、最大消費電力は700Wです。
価格は販売の場合470万円(税別)、レンタルの場合1月あたり10万円(税別)となっています。ミカサが取り扱っているバイオトイレの中では最も大きく、利用者が多い場所の設置に最適です。
バイオトイレを利用するメリットを紹介
バイオトイレには、水が不要なことや匂いがしないこと、設置工事が簡単なことなどの一般的な仮設トイレと異なる様々なメリットがあります。ここでは、バイオトイレのメリットについてより詳しく紹介していきます。
水が不要
一般的な仮設トイレではし尿を流すために水を使用しますが、ミカサのバイオトイレは便器に非水洗便器が採用されています。そのため、水を使用することなくし尿を直接バイオ処理槽へと流すことができます。
流されたし尿は微生物によって処理されるため、設置時に水が必要なく、水が確保できないような場所にもトイレの設置が可能です。
匂いがしない
ミカサのバイオトイレでは、し尿を水ではなく微生物で分解・処理します。そのため、し尿が溜まり続けることがなく、時間が経過しても不快な匂いがほとんどしません。仮設トイレの設置が必要だけれど、近隣に民家があるといったシーンでバイオトイレは大変便利です。
担体を堆肥にできる
バイオトイレはし尿を微生物で分解するため、微生物の住みかとして担体を使用します。し尿の分解に使用した担体には窒素やカリウムなどの栄養素が残るため、交換が必要になった際に堆肥として再利用が行えます。
設置工事が簡単
バイオトイレは一般的な仮設トイレとは異なり、し尿を水で流さないため、設置の際に排水管の工事が不要です。工事をせずにそのまま設置が行えるため、一般的な仮設トイレと比べて短時間で設置が完了します。水道工事が行えない場所に設置したい際や、すぐにでも仮設トイレが必要なシーンに最適です。
汲み取り作業が必要ない
バイオトイレはし尿を微生物が分解・処理するため、一般的な仮設トイレと違いし尿の汲み取り作業が必要ありません。バキュームカーが入れない場所に仮設トイレを設置したい際に最適です。
まとめ
本記事ではミカサのバイオトイレの特徴を紹介しました。バイオトイレは、人間の体内に存在する微生物の力でし尿を分解・蒸発させる仕組みのトイレです。1日の使用可能回数に限度がありますが、溜まったし尿を汲み取る必要がなく、メンテナンスの手間がほとんどかかりません。水道工事が行えない場所や建設現場、離島などでの利用に最適です。仮設トイレを検討する際は、ぜひバイオトイレもあわせて検討してみてください。本記事が、仮設トイレを依頼する会社をお探しの方のお役に立てれば幸いです。